予防接種

今年も冬の季節がやってきました。冬と言えば毎年インフルエンザが流行します。 インフルエンザにかかると、高熱が出て数日間寝込むことになってしまいますので、それを避けるために予防接種を行うことをお勧めします。 今回はそんな予防接種のお話について少し書こうと思います。 「予防接種をしたところは揉むと良い」 こんな言葉を聞いた人は少なからずいるのではないでしょうか。私も昔は良く注射したところを揉んでいた覚えがあります。注射したところは揉んだほうが良いのでしょうか? 実は予防接種の後は軽く押さえるだけで、揉まないほうが良いのです! 単に注射と言っても色々な種類があります。静脈注射・筋肉注射・皮下注射などです。予防接種の注射は「皮下注射」と言って皮膚の下のところに薬をいれるものです。 この皮下注射をした後に揉んでしまうと組織が損傷してしまったり、アレルギー反応の危険性が高まったりしてしまいます。そのため予防接種をした後は、注射針であいた穴を塞ぐために軽くおさえるだけで良いでしょう。 では何故、「予防接種をしたところは揉むと良い」という言葉が広まったのでしょうか? これは「皮下注射」ではなく「筋肉注射」の時に行う方法なのです。筋肉注射の時は全身に薬をまわりやすくするために注射したところを揉みます。しかし、予防接種ではすぐに薬が効く必要はないので揉む必要がありません。揉むことによる悪影響のほうが大きいのです。 今まで予防接種の後に揉んでいた人がいらっしゃるなら、今回のことを参考にしてもらえればと思います。 さあ今年もみんなで予防接種に行きましょう!!

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