先日、歯が痛いという祖母に付き添って久しぶりに歯科医に行きました。その時「8020運動」のポスターが目に留まりました。「80歳で20本以上の自分の歯を保ちましょう」という運動ということは知っていましが、詳しいことが分からなかったので、少し調べてみました。
1989年(平成元年)より厚生省(当時)と日本歯科医師会が「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まったそうです。また、目標としている「20本」とは、智歯(親知らず)を除く約28本のうち、少なくても20本以上の歯があれば、食生活にも不自由なく過ごせる本数だそうです。日本では、この運動の成果もあってか、平成17年には80歳をすぎても自分の歯が20本以上ある方が20%以上もいらっしゃるようになったそうです。
今月で93歳になった祖母も金歯や差し歯などはありますが、ほとんどが自分の歯です。なので、いつも家族と同じものを美味しそうに食べます。その様子をみていると、年をとっても自分の歯で何でも食べられることは幸せな事だと思いました
私も80歳で20本以上の歯を保てるように、セルフケアと定期的な歯科検診の受診を心がけようと思いました。
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