冬になり魚釣りの難しい季節がやってきました。回遊魚たちは寒くなると温かい所を求めて低緯度地方へ回遊する習性があります。そんな冬でも釣れる魚の一つにカレイがあります。
釣り方は、カレイは浜辺や底が土や砂利の場所で、エサは青イソメなどになります。具体的には東京湾や千葉の内房などがとても適していると言えます。口が小さく餌を食べるのが下手なので、あたりがあってもすぐひいてはダメです。じっくり5分位待ちましょう。
今回は千葉の内房にて短時間の釣りで、釣果は残念ながらエサ取りのフグが1匹でした。
カレイといえば似た魚にヒラメがあり、「左ヒラメに右カレイ」の格言は有名ですね。ただこの見分け方は実は正しくないことがあります。
カレイの中のボウズガレイは目の位置が左右両方、ヌマガレイは左にあることがあります。ではどう見分けるのかといいますと、決定的な違いは両者の口にあります。
カレイは地底でじっとしていて、落ちてきた虫を食べるため歯と口は小さくおちょぼ口になっています。
それに対しヒラメは魚やエビを食べるので、あごと歯が大きくさけています。
実はヒラメはかなり行動的で、泳いでいる魚などを追いかけて食べます。釣り方もアジの泳がせやルアーになります。
ちなみに時期はカレイが12~4月、ヒラメが4月~11月と対照的です。
両方とも高級魚ですが、日本料理で左を頭にして出すしきたりから、ヒラメの方が高級なイメージが付いたという説もあります。
ヒラメは刺し身、カレイは煮物と思われがですが、カレイは刺身もおいしいです。ヒラメは養殖も盛んで、森の中で育てられていたりもします。
基本底にくっついているので水槽でもストレスが少ないようで、実はペットショップにも売っています。
どちらも釣りの対象魚としては大変人気で、釣るのはかなり難しく根気が要りそうです。
また時間が出来たら挑戦してみます。
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