今年も早いもので、あと3か月で終わってしまいます。
これからのシーズンは、特に風邪やインフルエンザ、胃腸炎などが流行する時期でもあり、体調を崩される方も増えてきますので、十分注意して頂きたいです。
そこで、体調を崩さないためにも、是非インフルエンザのワクチンは受けていただきたいです。
ワクチンを受けることで、インフルエンザにかかる確率を下げるのはもちろんのこと、かかった際の重症化を防ぐ効果もあります。
乳幼児、高齢者の方は特にインフルエンザにかかってしまうと、肺炎などを引き起こすリスクが成人に比べると高く、最悪の場合は死に至るケースもあります。
毎年、ワクチンの不足が起きていますので、特に乳幼児、高齢者の方への接種は早めに行うことをおすすめしています。
また、受験生の予防接種も必須でしょう。
もちろん、ワクチンだけではなく、うがい手洗いも忘れずにしてください。
早期発見、早期治療も重要です。『ただの風邪だと思っていた』や『これぐらいなら平気』と思っている方も多くいるのではないでしょうか。
実は、抗インフルエンザ薬は、発症後48時間以内に使用しなければそこまで効果が期待できないのです。
インフルエンザの初期症状は感冒によく似ていますので、病院でしっかり検査をしてもらいましょう。
また抗インフルエンザ薬には吸入タイプのものや錠剤、カプセル、粉状のもと徐々に増えてきています。患者様にどの薬があっているのかというのは、ライフスタイルや年齢によって違いますので、是非相談してください。
