みなさんはタンチョウって鳥を聞いたことがありますでしょうか。
私は一年前北海道の釧路で仕事をしておりました。釧路には日本国内最大の湿原があり、その釧路湿原のシンボルとなっている鳥がタンチョウでした。釧路の象徴であったため、たんちょう釧路空港という空港の名前にも使われた鳥です。
特別天然記念物であるタンチョウ。一度は絶滅したと思われたこともある幻の鳥で、白・黒・赤のコントラストが綺麗な鳥です。体重が６～１１ｋｇでくちばしの先から尾の先まで全長１ｍ５０ｃｍもある大きな鳥です。
ちなみに漢字では「丹頂」と書きます。丹は赤、頂はてっぺんで頭が赤いことから名づけられたそうです。 アイヌ民族の人達には古くから「サロルンカムイ（湿原の神）」と呼ばれてきました。また、タンチョウは生涯をかけて互いを守り、慈しむ夫婦円満のシンボルとしても有名です。
その愛情は怪我をして飛べなくなったオスが給餌場の餌を遠く離れた家族の元に歩いて運び続けたという逸話があるくらいです。人もそれくらいパートナーのことを思いやれるといいですね。
早いもので釧路を出てもうすぐ一年になるのかと思うと初めて釧路に行った時の想い出がフラッシュバックしてきます。
北海道にいたときは本当に美味しいものが多くてラーメン、海鮮、ジンギスカンを食べまくりました。
また時間を作って釧路のみんなに会いに行きたいと思います。
