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ワンオペ育児について   

更新日:2022年8月17日

ワンオペ育児という言葉を聞いたことがありますか?


主に母親が一人で育児を行うことをワンオペレーション育児と言い、ワンオペ育児はその略になります。


内閣府が有配偶者(6356人)を対象に配偶者との家事・育児の分担割合を調査したところ、「夫1割、妻9割」という回答者が31.6%で最も多く、次いで「夫2割、妻8割」が24.0%、さらに、夫は全く家事・育児の分担をしないという「夫0割、妻10割」が9.6%という結果になりました。


男女別では、「夫0割、妻10割」と回答した方が男性5.8%、女性13.4%と男性が女性を8ポイント上回り、配偶者に対する分担負担の評価は女性の方が厳しくなっているそうです。


世代が上がるほどに男性が家事・育児をしていないと評価が厳しくなり、夫の役割分担が3割以上と答えているのは若年層に多くなっています。



私はパート薬剤師として3人の10歳、7歳、2歳の子供を育てる母親でもありますが、自分が担っている家事・育児の割合は9割以上と認識しています。


ところが、夫にこの件を尋ねると自分は2割以上の家事・育児を行っているとの回答でした。



私と夫の両親は共働き世帯であっても、母が家事・育児のほとんどを担っていました。


家庭の中で家事・育児は妻がやるものだと刷り込まれてきたのかもしれません。私は「女だから家事の練習をしておきなさい」「女だから進学はしなくていい」と当然のことのように家庭内での性差別を受けていましたし、私の母もそのように育てられたそうです。



自分の子供たちが家族を持つときには、夫婦で話し合い、折り合いをつけてお互いやさしさをもって家事・育児を楽しんでほしいと願っています。


家事・育児は妻に押し付けることではなく、感謝され尊敬され、ぜひやってみたいと懇願される仕事になってほしいです。


そのためにも、性差別をしないことは当然のことですが、自分が仕事も家事・育児を楽しんでいる姿を子供たちに見せたいと思います。



※出典:内閣府HPよりwww8.cao.go.jp 第2章4.(4)夫婦の家事・育児の分担割合

4.仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)より







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