先日家族が海釣りに行き、30cmの真鯛と60cmのかんぱちを釣って家に帰ってきたので、その日はお刺身2種と鯛の頭を塩焼きにしました。脂がのっていてとても美味でした。以前料亭の方が鯛の中には鯛の形をした骨があるんだよと言っていたことを思い出し、さっそく探してみたところ、胸鰭の付け根部分にみつけました!
硬骨魚類のどの魚にもこの骨はあり、胸鰭を支えたり動かしたりするのに用いられる2つの骨(肩甲骨・鳥口骨)が繋がった状態のもので、表情や形が鯛に似ていることから「鯛の鯛」と呼ばれていて、真鯛の形が一番美しいそうです。
江戸時代の文献に「鯛中鯛」の文字があり、めでたい鯛の中でさらにめでたい形であるとされ、縁起物として喜ばれており、お守りとして財布に入れておくとお金が貯まると言われているようです。
今回みつけた鯛の鯛は、お財布にいれると折れてしまいそうなので、宝くじを買ったら一緒に保管してみようと思っています。
機会があったら皆さんも探してみてはいかがですか?見つけた時は少し幸せな気分になると思いますよ。
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