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断捨離

新年早々ではありますが、私は実家で断捨離に挑戦しています。

実家で使用していない納戸や一部の戸棚は、私には未知の空間ですが「高齢になった両親が元気なうちに一緒に片付けをした方が良いのでは」と、重い腰を上げることにしました。

最初に手を付けたのは台所の収納スペース。そこには贈答品として頂いた物が未使用な状態で大量にありました。祖父母や両親の時代には結婚式の引き出物やお祝いのお返しといえば、食器類やお鍋など食に関わる物が多かったようです。「いつか使う時のために・・・」と大切にしまっていたものが、残念なことに「いつか」が訪れなかった様です。戦後の物のない時代を生きてきた祖父母や両親の世代は、「いつか使うだろう」「せっかく頂いたのだから」と言う気持ちが強く、長い間しまわれていたのだと思います。日本には昔から八百万の神様がいると聞きます。なににでも神様が宿るならば、今まで日の目を見ずにしまれていた物に申し訳なくなりました。

「これは必ず使う」というものだけを選別し、それ以外の物は別の人の手で使ってもらえることを願って、リサイクル店に出す予定です。整理されてすっきりした棚を見て、私の気持ちがすっきりするのですから

不思議です。

始めたばかりで先が長い断捨離ですが、家も私たち家族の気持ちも、これからさらにすっきりとしていくだろうと思うと楽しみです。


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