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咳喘息

年が明け、数日働いてまた連休となりましたが、皆さん体調はいかがですか?我が家では咽頭痛から咳が出るようになり、咳をしすぎて腰を痛めてしまった人がいます。咳は、抗生剤や鎮咳薬などでは改善せずしばらく続き、医師から咳喘息だと診断を受けました。

咳喘息は、風邪に併発して起こることがあり、3週間以上空咳が続きます。気管支喘息に見られる喘鳴(ゼイゼイ・ヒューヒュー)や呼吸困難はありませんが、気管支喘息になる一歩手前の状態と考えられています。咳喘息の約3割が将来気管支喘息になるといわれており、早期に治療することが大切です。風邪薬や抗生剤、鎮咳薬ではほとんど効果がなく、治療薬としては気管支拡張薬や気道に直接作用し抗炎症作用を発揮する吸入ステロイドなどを使用することが多いです。今回、私の家族には気管支拡張薬とステロイドの合剤の吸入薬が処方されました。現在、毎日吸入を続けていることで、咳はだいぶ改善してきました。

咳喘息の予防・対策となるのは、風邪やインフルエンザに注意し手洗いうがいを徹底する・禁煙する・急激な気温変化に気をつける・ストレスを溜め込まない・飲酒を控えてバランスのよい食生活を心掛けるなどです。寒い時期がまだ続きますので皆さんも体調管理には十分注意しましょう。


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大人になると、学生の時のように集中して勉強をすることが少なくなったなぁ、と感じます。 総務省の平成28年社会生活基本調査によると、社会人の1日の平均勉強時間は6分で、95%の人が日常的に勉強をしていないと回答したそうです。 私も薬剤師の仕事をする中で新しい知識を習得したり、勉強会に参加することはありますが、自分のペースで本を開きながら机に向かって集中して勉強するとなると、なかなか難しいものです。

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