先日まで山梨県立美術館で開催されていたポンポン展に行ってきました。
普段はあまり美術館に足を運ぶ機会がありませんが、今回は動物好きの娘の強い勧めもあって気分転換も兼ねてと思い美術鑑賞をすることになったのでした。
フランスの彫刻家であるフランソワ・ポンポンは、はじめは木工や大理石職人の下で見習いとして働きながら技術を磨き、肖像彫刻からはじめて動物彫刻家となり、動物の姿を繊細に表現されたたくさんの作品は本当に素晴らしいものでした。
とても小さな作品から実物大の巨大な作品もあり、素材も石膏、ブロンズ、大理石と様々なもので作り上げられていてひとつひとつに魅力を感じました。
中でも代表作のシロクマは大理石とは思えないくらい可愛らしい顔、足や体の動きなどの表情をリアルに表現され今にでも動き出すような立派な作品でした。
その他にも鳥や猫、犬などの小動物から豚、牛などの家畜動物、キリンやクマなど大きな動物まで様々な作品がありましたが、鳥の中でも一際目立っていたのが特徴的な鋭いくちばしを持ったペリカンでブロンズが美しく青碧色に光り輝いていました。
どの作品も動物の生命感を感じられるような美しく素晴らしく、動物園とは違った形で動物たちとふれあうことができて楽しい時間でした。
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