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紅葉狩り

「フィトンチッド」という言葉をご存じでしょうか。

私も、つい最近、知った言葉です。紅葉がとてもきれいな季節になり、紅葉狩りにでも出かけたいなと思っていました。そう思う毎日で、森林について考えている時に出会った言葉です。

森の中が、何故か清々しく、爽快感があるのは、このフィトンチッドという物質のお陰です。

「フィトンチッド」とは、植物が作り出す揮発性物質です。

これには、抗菌、防虫、消臭などの様々な効果があるそうです。

このおかげで、森の中は、悪臭もなく、さわやかな空気と、緑の匂いに包まれているのです。 

時には、日常を逃れて、森林浴でリフレッシュをしたいと思う方もいらっしゃるかと思います。

この、森林効果をもたらしてくれるのも、フィトンチッドです。

森林の植物、主に樹木が自分で作り出して発散する揮発物質で、その主要な成分は、テルペン類と呼ばれる有機化合物です。そして、この揮発している状態のテルペン類を人間が浴びることを森林浴と言うわけです。

木々から発されるフィトンチッドは、樹木を害虫や有害菌から守るだけでなく、人の体にも有効であり、紅葉狩りなどで山を訪れ、それらを浴びることで、肌や皮膚の状態を正常に保つ効果も期待できます。

また、フィトンチッドには、精神を安定させるリラクゼーション効果や、自律神経の働きを整える効果があり、ストレスも緩和してくれます。つまり、フィトンチッドには、アンチエイジングへとつながる効果も期待できそうです。

また、赤やオレンジなどの色を見るだけでも、私たちの気持ちは明るくなります。

目で楽しむだけでなく、内側から、もっと良い影響を受けられそうです。

今年の紅葉狩りは、リフレッシュより、さらに効果を期待して出かけてみようと思います。


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