私は結婚してから9回の引っ越しを経験し、近々10回目を控えております。特にここ5年では6回とうんざりしているところです。ちなみに引っ越し貧乏という言葉は真実です。
引っ越しの理由としては、夫の転勤、単身赴任、子供の進学、キャンパスの移転,就職などです。ここまでくると引っ越しの腕もプロ級で、荷造りは引っ越し業者の方に褒められるレベルですし、各種手続きも迅速かつ完璧を自負しております。
この回数もかなりのものだと思いますが、上には上がいて、1年半ごとに転勤を繰り返している方がいらっしゃいました。結婚10年で7回の引っ越し、お子さん達も転校を繰り返していましたがかなり逞しく育っており、学校で上履きを隠されたりしても全く動じず、お母様もこんなことで落ち込んでたら転勤族なんてできないわと笑い飛ばしていたのを覚えています。当時住んでいたマンションの転勤族の奥様方がみんな見習いたいと言っていたものです。また銀行員の方は辞令がでてから10日で次の任地に家族ごと行かなければならない決まりがあり、慌ただしく引っ越されていきました。これは不正防止のためだそうです。生命保険関係の方は2年ごとと決まっており、理由は外交員の方々が支社の所長に慣れてだれてくるので、定期的に入れ替えるのだそうです。
いろいろな業種で様々な特徴やルールがあり面白いですが、当事者は大変です。私も当分の間引っ越しはしたくありません。
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