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風疹大流行!

全国的に今年の風疹の患者数は、すでに去年1年間を上回っています。例年のピークは夏ごろで、これからさらに多くの方が発症すると懸念されています。特に20代~40代の男性は注意が必要です(感染者の8割以上が男性)。

風疹感染が拡大する一番の懸念は、妊娠初期の女性が風疹に感染すると、生まれてくるに赤ちゃんに障害が出るおそれがあります。「先天性風疹症候群」という障害で目や耳、心臓などに障害が出てしまいます。

妊婦さんは風疹の予防接種を受けられませんので、妊婦自身が感染しないように注意するか、周囲が予防するしか方法がありません。

これから生まれる赤ちゃんを守るために、風疹ワクチンは非常に大切です。山梨県では助成制度がありますので、接種していない人は積極的に予防接種を受けましょう。

山梨日日新聞 6月4日(火)

風疹の患者が全国で急増する中、山梨県内の自治体で風疹ワクチンの接種費用を助成する動きが広がっている。県内13市は3日までに、全ての市が助成を始めたか、助成制度創設の方針を決めた。対象はワクチンの接種歴が低いとされる20~40代の男女が中心。費用の半額程度を自治体が負担する内容で、感染拡大を防ぐ取り組みが加速している。

助成制度は富士吉田市が5月13日に助成をスタートしたのを皮切りに、6月1日には甲府、都留や笛吹、大月の4市でスタート。それ以外の多くの市では6月市議会で予算案を可決後、助成が始まる見通し。

助成の対象者は、20~40代の男女や出産希望者、その夫が中心。北杜や中央、富士吉田の3市などは20~40代、韮崎市は23~33歳を無条件で助成の対象にした。山梨、笛吹、甲州3市は20歳以上の女性と妊娠している女性の夫が対象となる。


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