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豆腐の起源 

夏は冷奴、冬は湯豆腐、みそ汁の具にも頻繁に参加・・・ちょっと手を加えて豆腐ハンバーグ、揚げ出し豆腐、国籍を変えて麻婆豆腐・・・など姿を変えて楽しませてくれるお豆腐

私は年1回だけですが、ダイエット期間を設けその間は特にこのお豆腐に大変お世話になります。

良質のたんぱく質でしかも安価な庶民的食材

でも、このお豆腐を作るのには、少し手間がかかります。

大豆を長時間浸してすりつぶし豆乳にしてから、にがりを加えて形作る作業が必要です。

この手間をかけて作るお豆腐の起源がふと気になり調べてみました

発祥は中国とされています。起源は諸説あるようですが、古いものは西暦の紀元前2世紀という記述があります。しかしこの説は信ぴょう性が低いようで、有力な説は唐代中期のようです。

日本に移り渡ってきたのは、奈良時代とされています。遣唐使の僧侶により伝えられたようです。

その頃は「豆腐」ではなく由来に因んで「唐符」と記載されているようです。

今では庶民的な食材ですが、当時は高級なもので寺院の僧侶の間で食べられていて、その後貴族社会や武家社会に伝わり、徐々に全国的に広がったようです。

実際に庶民の口に入るようになったのは、江戸時代との事です。

今では誰でも口にできる、身体にも家計にも優しい食材です。

スーパーの豆腐コーナーには、沢山の種類の豆腐が並べられていて選ぶ楽しみもあります。

私は患者様への食事アドバイスの時には、良質のたんぱく質の代表としてお豆腐を推奨しています。

長い時代消えることなく食べ続けられてきた豆腐に敬意を表して、これからも美味しく頂こうと思います。


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