こんにちは。
最近寒くなり、皆様風邪を引くことなくお過ごしですか?
今回は私の過去のエピソードを記載したいと思います。
数年前友人と夜街を歩いていた時、ビルの裏で過呼吸に苦しむ女性がいました。
2-3人が「大丈夫ですか?」と声かけをしていたが一向に良くはならず、慌てて私達も助けに入りました。
*過呼吸状態では、本来精神的不安や極度の緊張など何らかの原因により、何回も激しく吸ったり吐いたりすることで血液中の酸素が増え、その分二酸化炭素が減り、呼吸を担当する神経が「呼吸を抑えよう」とするため、息苦しさ・息をしにくい・胸の痛みを感じます。
私達はまず本人を落ち着かせ、続けて呼吸を整えることが大切であると気づき必死に救助に入りました。大勢でバラバラに声かけをされても落ち着きにくいと思ったので、そのような行為は避けました。
*ちなみに、昔までは紙袋を口に当てていったん吐いた息を再度吸わせる方法が治療として良いと言われていましたが、今では窒息の恐れがあるため、、、
・患者さんの不安を取り除くこと(気持ちを落ち着かせる)
・意識的に呼吸を遅くする又は呼吸を止めるように伝える
ことが過呼吸状態の発作時の治療として大切らしいです。
過呼吸はそれでも治らず、悪化していく一方だったので、最終的に救急車を呼びました。
友人が電話をし、救急隊員に「場所はどこですか?」と聞かれましたが名前も分からないようなビルの裏で目印もなく、困っていた時にふと自分は自動販売機を見つけました。
自動販売機には住所が書かれているため、無事住所を伝えられ、その女性の方は助かりました。
緊急時の際、住所を伝える時が生きている中で一度は訪れる時があるかもしれません。
そんな時、目印がない場合その場で伝えにくくなってしまいます。
このブログを読んでくださった方でまだ自動販売機に住所が書かれていることを知らない人がいるのであれば、ぜひ頭の片隅に入れておいていただくと嬉しいです。
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