「薄着の季節になると、お腹周りが気になるわ・・・」 ある患者様のつぶやきです。そんなとき 「お腹周りをすっきりさせると、見た目が若々しくなると同時に内臓脂肪も減って、生活習慣病の改善、防止につながるんですよ。」 なんてお声かけをさせて頂きます。 脂肪には、皮膚のすぐ下につく皮下脂肪と、特に腸や肝臓の周りにつく内臓脂肪の二種類があります。そして、健康面でリスクが高く生活習慣病に結びつくのは、内臓脂肪のほうなのです。内臓脂肪が多い人は、血圧が高めで、尿酸値や中性脂肪が高くなりやすく、HDLコレステロール値が低くなります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞、糖尿病や高血圧、痛風、乳がん、子宮体がんなど多くの病気が引き起こされやすくなるのです。 内臓脂肪が増えるのは摂取カロリーが多く、消費カロリーが少ないから。 まずは栄養バランスを考えた食事を腹八分目で。適度な運動でカロリー消費を心がけ、重要な筋肉量を増やし維持すること。 歳を重ねるほどに基礎代謝が落ちてしまうため、脂肪は溜まりやすくなります。基礎代謝とは、例え寝ているときでも呼吸や心臓を動かすなど様々な生命活動のために常に使っているエネルギーの事で、この基礎代謝が一日の消費エネルギー量の実に6割から7割を締めています。そして筋肉量を落とさないことが、基礎代謝を維持するポイントとなっているのです。 夏はすぐそこまで来ています。脱・メタボ!お腹周りをすっきりさせましょう。 きっといいことがたくさんあるはずです。
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