今年の10月から肺炎球菌ワクチンの予防接種が高齢者を対象とした定期接種として公費助成が受けられるようになりました。現在、テレビでもたびたび放映されているので目にした方も多いのではないかと思います。肺炎は日本人の死因第3位で、その多くは65歳以上の高齢者だといわれています。
肺炎球菌感染症とは、肺炎球菌という細菌によっておこる病気です。日常でかかる肺炎の原因菌の中で一番多いものです。ただし、肺炎球菌には多くの型があるので予防接種ですべての肺炎球菌に効果があるというわけではありません。
今回の定期接種には対象となる年齢があり、過去に接種を受けた方は対象外になるなどの注意点があるので市町村や主治医の先生に相談してください。残念ながら我が家の高齢になった両親は数年前に接種をしたので対象外でした。
もちろん予防接種をしたから安心というわけではありません。日ごろからうがい、手洗いなどの感染予防につとめ、持病の治療を行い、規則正しい生活をして体の抵抗力を高めるように心がけましょう。
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