流星群の出現している時期は、いつもより流れ星が多く見れる可能性がる時期です。出現が期待される流星群はいくつかありますが、毎年、ほぼ安定して多くの流星が出現する3つの流星群「しぶんぎ座流星群」「ペルセウス座流星群」「ふたご座流星群」は、「三大流星群」と呼ばれています。
今年の最初を飾る流星群は、「しぶんぎ座流星群」です。出現時期は、2021年12月28日から2022年1月12日、その中でも一番活動的になる時期は、1月4日の朝方です。特に今年は、前日1月3日が新月の為、月の影響を受けにくく、見やすい状況と情報を手に入れ、夜明け前の真っ暗な中、目的地に向かいました。「しぶんぎ座」は、現在は存在しない「壁面四文儀(へきめんしぶんぎ)座」という星座に由来しています。見える方向は、うしかい座とりゅう座の境界線を放射点として、降り注ぐように流れます。
うしかい座もりゅう座も見つけられないので、おおぐま座のしっぽ、北斗七星を目印に鑑賞開始です。と言っても、全体を良く見ていないと見つかりません。本当は、寝転がって鑑賞するとつかれないそうですが、真冬の山梨の夜明け前ではそうはいきませんでした。今回は、雲も殆ど出ておらず、月明かりの影響も受けず、寒さであまり長くいられませんでしたが、大小数個の流れ星を見ることが出来ました。見つける時には流れているので、目で追う事で精一杯でした。長時間観察され、写真などを取っている方もいましたが、無理は禁物です。結構大きい流れ星も確認できたことと、寒さに負けて1時間保護で鑑賞は終了となりました。
寒い中なので、体調を崩すと困りますが、気が付いた時、夜空を眺めてみてはいかがでしょか?
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