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汗をかく夏は貧血にもご注意を!

まだまだ暑い日が続いていますが、皆さん、夏バテにはなっていませんか?夏バテかな…?と思っていたら、実は貧血だったなんてこともあるそうです。汗の中にも鉄分は含まれています。ですので、大量に汗をかくと、わずかながら鉄分もいっしょに体外へ出ていってしまいます。

そもそも鉄は何の働きをしているのかというと・・血液中の赤血球中の血色素である、ヘモグロビンの産生に関与するもので、この鉄が不足してしまうと、ヘモグロビンの濃度が低下し、めまいや頭痛、肩こり、だるい、疲れやすいといった貧血の症状が起きます。ヘモグロビンは体中に酸素を運搬する働きをするため、貧血になると全身へ十分、酸素が行き渡らなくなり、上記のような症状が起こるわけです。

夏にスポーツをするときは運動によって鉄が汗から奪われるだけでなく、使う酸素量も増えたり、体の中で鉄分を貯蔵している筋肉を使うことで鉄の需要が増えるため、貧血に注意する必要があります。鉄を多く含む食品で、レバーや肉類、魚の血合いは有名ですが、それだけでなく、ビタミンB2,B6,B12,葉酸、ビタミンC、銅なども造血や鉄の吸収に欠かせない栄養素です。ですから、偏食せずに3食きちんと食べることが大切です。


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