明日、18日から25日まで、春のお彼岸入りをします。お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)として前後3日間を合わせた7日間のことをいいます。お彼岸というとお墓参りというイメージがありますがそれ以外はよく知りませんでしたので調べてみることにしました。
「彼岸」という言葉は元々仏教の用語で、迷いや煩悩に満ちた世界である此岸(しがん)から修行を積むことで煩悩を脱して到達する悟りの世界を彼岸(ひがん)というそうです。春分と秋分は太陽が真東から昇って真西に沈み、昼夜の長さがほぼ同じになるため、彼岸(ひがん)と此岸(しがん)が最も通じやすくなると考えられ、ご先祖様のご供養をするようになりました。
お彼岸ではお餅には「五穀豊穣」を、小豆には「魔除け」の意味を込めてぼたもちやおはぎをご先祖様への感謝と家族の健康を願って墓前やお仏壇にお供えするようになったと言われています。因みに、ぼたもちとおはぎの違いは、春に咲く牡丹の花を小豆の粒に見立てて「ぼたもち」、秋に咲く萩の花が小豆に似ていることから「おはぎ」と呼ばれるようになったそうです。
今回はお彼岸について書きましたが特別な日にだけお参りするのでなく、日頃からご先祖様に感謝する気持ちを持ってご供養することが大切だと思いました。(*-人-*)
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