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日光浴がカルシウムの吸収に関係する!?骨粗鬆症ってなに?

先日(前回)の同ブログに関連しまして・・・・・

私の勤務する薬局では、ご高齢の患者様が多くいらっしゃってくださるので窓口でよくこんな相談を受けます。

“骨を丈夫にするには何を食べたらいいかね?歳をとるとカルシウム不足になって骨がもろくなるっていうからねぇ。”

ヨーグルト・牛乳・チーズなどの乳製品や豆腐などの大豆製品、小魚をおすすめしたりして・・・・ 皆さん食事にはよく気にかけてバランスよい食事をと心がけているようですが、意外に知られていないのが、日光浴とカルシウムの吸収との関係。

カルシウムの吸収を高めてくれるビタミンDは日光浴によって皮膚でもつくられるそうです。 しかし、前ブログにも紹介されているように紫外線を浴びすぎるのもかえって体に悪影響を及ぼすこともあります。

夏には木陰で30分、冬は手や顔に1時間程度を目安に行うのがいいそうです。 また、適度な運動も筋肉が鍛えられ骨をつくろうとする細胞が活発になり、骨折の防止へとつながります。

特にご高齢の方は、年齢とともに骨をつくるスピードより壊すスピードの方が早くなっていくのは生理的な現象のため、うまくバランスがとれなくなって”骨粗鬆症”という骨がスカスカになり、もろくなって骨折しやすくなる病気にかかる方も見受けられます。


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桜も満開で春の訪れを感じさせてくれる今日この頃。 外に出てお散歩しながら春の美しい景色を楽しみたいものです。

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大人になると、学生の時のように集中して勉強をすることが少なくなったなぁ、と感じます。 総務省の平成28年社会生活基本調査によると、社会人の1日の平均勉強時間は6分で、95%の人が日常的に勉強をしていないと回答したそうです。 私も薬剤師の仕事をする中で新しい知識を習得したり、勉強会に参加することはありますが、自分のペースで本を開きながら机に向かって集中して勉強するとなると、なかなか難しいものです。

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