もう3月も半ばが過ぎ、だんだん春が近づいている気配がしますね。この時期、なんとなくだるい、寝ているのに眠い、気分がすっきりしないなんていうことはないですか?
それは自律神経の乱れが原因です。
冬から春にかけて、朝晩は冷えるのに日中は暑い、昨日は寒かったのに今日は暑いなんて日が多くなります。自律神経は、発汗など体温を調節する働きをしているのですが、急激な気温差に負担が大きくなり乱れてしまうのです。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経は、主に昼間の活動している時に働き、血圧や心拍数を上げたり、血管を収縮させたり、心身を活発状態や興奮状態にする神経で、副交感神経は、主に夜間に働き、血圧、心拍数を下げ、心や体を休息させる神経です。私たちの体は交感神経と副交感神経が入れ替わることで体の機能を調整しています。それが乱れてしまうので、不調になるという訳です。そして自律神経の乱れが今の時期とてもつらい花粉症をさらに悪化させてしまうなんて話もあるようです。
せっかく陽気がよくなってくるのに不調なんて嫌ですよね。そうならないために自律神経の働きを整えましょう。まず睡眠をしっかりとってください。睡眠中は副交感神経が働き、心身の疲れをとってくれます。夜更かしをすると、副交感神経の働く時間に交感神経が働いてしまい、神経が乱れてしまいます。寝る前にスマホやパソコンの明るい画面を見つめていると交感神経を刺激してしまうのでNGです。明かりを消してリラックスできる環境を整えましょう。そして体のリズムを整える「体内時計」をリセットするために、朝はカーテンを開けて太陽の光を浴びてください。適度な運動や、ぬるめのお湯につかる入浴も効果的ですので、できるだけ心がけてみてくださいね。

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