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夏の風物詩 

先日、息子が風鈴を欲しいと言い出しました。そこで何軒か探してみたのですがなかなか見つかりません。私が子供の頃は夏になるとそこかしこで風鈴の音色が響いていたように思います。そういえば今では見かけませんね。

風鈴と言えば、日本の伝統的な風景を感じさせる夏の風物詩です。

風鈴の音色を聞くとなんだか涼しい気持ちになりませんか?「風鈴=涼しい」という日本人特有の刷り込みが無意識に脳に働きかけて、気温が下がったように感じたり、実際に体表面温度が下がったりすることがあるそうです。また人の心を癒す効果もあると言われています。「1/fゆらぎ」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。人が心地よいと感じるゆらぎのことで、規則正しさと不規則さがちょうどいい感じに調和している状態です。小川のせせらぎや小鳥のさえずりやそよ風がそうです。そしてそよ風に揺れる風鈴の音にもこのゆらぎがあるそうです。またガラスの風鈴は見た目にも涼しげですね。

そんな風鈴ですが、東京都環境局のHPの中の生活騒音としてとらえられるものの例の中に「風鈴の音」を発見しました。ビックリです。確かに夏は窓を開けていることも多いので、風が強い日や夜中は気遣いが必要ですね。同じく蚊取り線香も見なくなりました。臭いが苦手な方もいるのでしょう。

結局、我が家の風鈴は、息子が東京に行った時に豚の蚊遣器と一緒に見つけて買ってきました。人の迷惑にならないように夏の風物詩を楽しみたいと思います。


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