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四十肩・五十肩

最近、右肩に痛みがあり、腕を上げ下げするのに違和感があり、調子が悪いなと感じています。ついに四十肩ではないかと思っています。10代、20代の頃は四十肩、五十肩なんてまたまた・・・なんて思っていましたが実際自分に症状があると本当にあるのかと思い、今までの思いを反省しています。今日はこれを機会にどのような症状があって、対処法があるのか調べてみました。

一般に四十肩、五十肩と呼ばれているのは肩関節周囲炎という病気です。関節の周りにある組織の変化や炎症などによって痛みが起こり、肩や腕の動きが制限されている状態のことをいいます。原因は明らかになっていませんが、加齢で肩の組織の柔軟性が低下して炎症を起こしたり、部分的な断裂、癒着が起こりやすくなったり、血流が悪化することが関係しているといわれています。症状は肩を動かすと強い痛みがあり、腕を上げたり背中に回したりする時にも痛むので動きが制限されます。急性期は運動時だけでなく、安静期や夜間寝ているときも激痛が走り、睡眠を妨げられることもあります。慢性期には強い痛みは治まってくるものの、肩が動かない状況が残り、服の着脱時や髪をとかす時などに痛みます。痛みや肩の動く範囲がほぼ元の状態に回復するには、通常約1年前後かかるといわれています。

治療には、保存的療法が原則的です。多くのケースでは、痛み止めなどの薬物療法、保温などの生活上の注意、運動療法やリハビリテーションのような保存的療法で症状が改善します。日常生活での注意点は運動不足の人や体を冷やしてしまっている人などは、筋肉や腱がこわばりやすく、五十肩を長引かせることになります。 痛みがある間は、できるだけ負担になる動作は避け、痛みが落ち着いたら徐々に動かすようにします。痛みが消えた後も肩関節の運動を避けてばかりいると、組織の癒着が進んでしまい、腕が上がらなくなってしまうこともあります。急性期には炎症をしずめるために、冷湿布などで冷やしますが、最初の激痛から一週間程度たった慢性期は血行促進を図るために保温することが大切です。入浴で十分に温めるのが効果的です。

調べてみるとやはり四十肩かと思い当たる節がありました。しかし、自分の判断で決めつけるのはよくないので注意点を考慮しながら様子をみて、改善しないようであれば受診しようと思います。


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大人になると、学生の時のように集中して勉強をすることが少なくなったなぁ、と感じます。 総務省の平成28年社会生活基本調査によると、社会人の1日の平均勉強時間は6分で、95%の人が日常的に勉強をしていないと回答したそうです。 私も薬剤師の仕事をする中で新しい知識を習得したり、勉強会に参加することはありますが、自分のペースで本を開きながら机に向かって集中して勉強するとなると、なかなか難しいものです。

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