呼吸は本来、自分の意思とは違うこところで自然と行っているもの。そのため、意外と日常の中で呼吸を意識したり、注意したりことは少ないと思いますが・・・
呼吸が浅いと、吸った空気をしっかり吐き出すことができず、肺の奥によどんだ空気が溜まっていきます。
息を吐ききらないままさらに息を吸うことで、呼吸はどんどん浅くなっていきます。
呼吸が浅く、しっかり酸素を取り込めていないと、
①イライラすることが多くなる。
②睡眠が浅くなる。
③肩こりや筋肉の不調を感じることが多くなる。
④胃腸の調子が悪いと感じるようになる。
といった浅い呼吸がゆえに体に様々な悪影響が及ぶこともあります。
また、浅い呼吸が習慣化していると、食事中も頻繁に息を出し入れすることになり、誤嚥のリスクも高まります。
ストレスフルな現代人には呼吸が浅い人が多いと言われています。
深い呼吸を身に着けるために、私は最近「口すぼめ腹式呼吸」をするようにしています。
口を薄く開けて息を吐き出すことで、気道の圧力が高まり、細くなった気管支が広がり肺の奥底から空気を吐き出せる感じがします。その時に横隔膜を大きく動かすように腹式呼吸するととても気持ちがいいのです。
横隔膜は自律神経が集まった自律神経のセンサーのような場所だと言われています。横隔膜をしっかり動かすことで、交感神経が鎮まり副交感神経が優位になり、心身がリラックスして深い呼吸になるのかもしれません。
いつでもどこでも出来るので、呼吸を意識することを習慣化してみませんか!
