以前より右膝が痛かったのですが、1か月くらい前から悪化し、曲げると痛くて正座ができなくなり、歩く時も足を引きずるようになってしまいました。日常生活に差し支えるので整形外科を受診したところ、『右内側半月板損傷』との診断を受けました。
半月板損傷ってスポーツ選手の怪我などで良く聞く言葉ですが、そもそも半月板ってなんだっけ?
ということで調べてみました。
半月板は膝関節のふとももの骨(大腿骨)とすねの骨(脛骨)の間にあります。骨のまわりにある軟骨を覆うように内側と外側のそれぞれに存在し、関節に加わる体重の負荷を分散させる役割と、関節の位置を安定にする働きをしています。
半月板がダメージを受ける原因としては、激しいスポーツや加齢などがあげられますが、私は間違いなく後者です。加齢につれて半月板は変性し、弾力性が落ちてクッションとしての役割が少なくなってしまいます。その積み重なったダメージがあるところに、捻ったり踏ん張ったりと何気ない力が加わることで損傷してしまうことがあるそうです。私の場合、半年くらい前に足首を外側に捻ったことがあるので、おそらくその時に傷つけたのではないかと思います。
治療は、リハビリや抗炎症薬の処方などの保存療法で改善する場合と手術がありますが、私は今のところは保存療法で大丈夫そうです。
予防として、大腿四頭筋という太ももの筋肉を鍛えることが重要です。膝関節を支える力を強め、半月板にかかる体重負荷を筋肉に分散させることで負荷を軽くします。また、膝以外の体幹や股関節、足関節のストレッチなども半月板を守るために有効です。
半月板損傷は誰にでも起きる可能性があります。日頃からのトレーニングで筋力をつけて予防しましょう。

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