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副作用は良いこともある?

今年も花粉症のシーズンがやってきました。 花粉症の方は毎回この季節に苦しんでいると思います。私も花粉症なのでとても苦しんでいます。 さて花粉症の飲み薬を飲んだことがある方はお分かりかもしれませんが、花粉症の鼻炎薬には眠くなるという副作用があります。 この眠気という副作用に困っている方も多いのではないでしょうか? 私たちは一般的に副作用というものは悪いもので、ないほうが良いと考えています。しかし、副作用から良いものが生まれることもあります。 鼻炎薬の眠くなるという副作用を利用し、それを眠れない人に使えないかと考えた人たちがいました。それから生まれたのが睡眠導入剤です。これは寝付きが悪い人が飲むもので、ドラッグストアなどにも売っている薬です。 このように副作用を利用して新たな薬が生まれることもあるというのはとても面白いですね。これから先もまたこのようにして薬が出来るかもしれません。 副作用は良いこともあるということを思い浮かべると、少しは副作用にも我慢できるのではないでしょうか。

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大人になると、学生の時のように集中して勉強をすることが少なくなったなぁ、と感じます。 総務省の平成28年社会生活基本調査によると、社会人の1日の平均勉強時間は6分で、95%の人が日常的に勉強をしていないと回答したそうです。 私も薬剤師の仕事をする中で新しい知識を習得したり、勉強会に参加することはありますが、自分のペースで本を開きながら机に向かって集中して勉強するとなると、なかなか難しいものです。

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