11月に入り、朝晩がとても冷え込む季節となりました。
冷え症の方にとっては、辛い季節に突入となります。
この冷え症にはタイプがあります。
全身が冷える(全身型)、手足が冷える(四肢末端型)、上半身がほてり下半身が冷える(上熱下寒型)、ストレスで冷える(体感異常型)、甲状腺機能低下症や貧血や慢性心不全などの病気の症状の一つとして冷えが起こる、あるいは冷えにより症状が悪化する関節リウマチ(症候型)などがあります。
タイプもいろいろありますが、それにより原因もいろいろあるようです。
その中の一つに、筋肉量が影響していると言われています。筋肉の中には、細い血管(毛細血管)が沢山あり筋肉の動きで血流も良くなります。心臓の働きだけでなく、筋肉も全身に血液を送るためにはとても重要な身体の一部です。
男性よりも女性に、若い方よりも年を重ねられた方に冷え性が多いのはこの筋肉量が要因のようです。
この冬の冷え性対策におすすめの運動を紹介したいと思います。
1日20~30分程度のウォーキングと10回程度のゆっくりとしたスクワットです。下腿に筋肉をつけ動かす事が、冷え症に効率良い対策だと思います。
但し、寒い季節に急に始めると身体を痛めることもありますので、最初は短い時間・少しずつ回数を増やすようにしていくことをお勧め致します。
勿論、食生活も重要です。筋肉を作るためのたんぱく質を適度に摂り、身体を温める食べ物(人参・ネギ・しょうが)も摂るようにして、これからの寒さ本番を乗り切りましょう!
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