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冬場に増加

寒さが厳しくなってきました。冬場に心筋梗塞による心停止が増えることが、国立循環器病研究センターによる解析で分かりました。同センターは2005~2008年の4年間に全国で救急搬送された心肺停止患者さまのデータを解析。心筋梗塞による10万人当たりの月別心停止発症率は10月の35人から増加し始めて1月には51人に達し、その後減少するものの、39人の4月ごろまで高い値が続いたとのこと。最も低い7月は31人だったとのことです。 冬は、暖かい部屋と寒い部屋や、屋外との温度差が激しく、血圧が大きく変動するのが原因のひとつのようです。起床直後や入浴時に心筋梗塞が起きやすいようです。心疾患をお持ちの患者さまから「この寒い時期が一番こわいのよ」という言葉をよく聞きます。 対策は「野外に出るときは防寒対策をする」「脱衣室と浴室を暖かくする」「お風呂の温度は低めにする(38~40度)」「起床時にコップ1杯の水を補給する」「禁煙する」などです。 節電も心がけながら、この冬を乗り越えていきたいものです。

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