猛暑が続き、じっとしているだけでも汗がじわじわとにじんできます。
水分不足は熱中症の引き金になるだけでなく脳梗塞の引き金にもなります。発汗などにより脱水状態が続くと、血液が濃縮されて血液の粘度が高まり、血栓ができやすくなることが原因と考えられます。
こんな夏、食事や生活習慣をおろそかにすると、脳梗塞を起こしやすくなります。
脳梗塞には3つのタイプがあり、それぞれに危険因子が存在します。
「ラクナ梗塞」(脳にある微細な動脈で起こる脳梗塞)と「アテローム血栓性梗塞」(脳にある太い動脈にプラークができて起こる脳梗塞)については、動脈硬化が直接の原因です。動脈硬化を引き起こすとされるのは高血圧、糖尿病、脂質異常症のほか、肥満や喫煙習慣などです。
「心原性脳塞栓症」は、心臓にできた血栓が脳動脈に流れ込んで詰まってしまう病態です。危険因子としては不整脈の一種である心房細動があげられます。
水分補給ももちろんですが、塩分・糖分・脂質分など控えたバランスのよい食事、適度な運動で健康なからだをつくっていくことも大切であるといえます。
わたしも最近できる日は料理本を見ながらではありますが食事を自分でつくるようにしています。そうするとひとつの料理にこんなにも多くの食材、量、調味料が含まれているのか、こんなにカロリーを摂取しているのかといささか驚かされました。
できることから少しずつ積み上げていき、みんなで健康なからだを目指していきましょう。
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