この数日『ブロッコリーが指定野菜に追加されることが決定した』というニュースを耳にすることが増えました。指定野菜は、1966年(昭和41年)に定められ、最後に追加されたのは1974年(昭和49年)の馬鈴薯が最後で、ブロッコリーが追加されるのは2026年(令和8年)からなので、52年ぶりの新規追加とるため、よく取り上げられていたようです。
指定野菜とは、特に消費量が多く、国民生活に重要な野菜として国が定めている野菜のことを言います。現在の指定野菜は、キャベツ きゅうり、さといも、ダイコン、たまねぎ、トマト、ナス、人参、ネギ、はくさい、馬鈴薯、ピーマン、ホウレンソウ、レタスの14種類です。指定野菜の価格が安くなった場合に、来年も野菜を作ってくれるように指定産地の農家に安くなった分だけ支払う制度があり、補助も手厚くなります。また、国のガイドラインに沿って生産や出荷が行われるため、流通量・価格が安定します。今回の追加には、平成14年から令和4年までのデータで、需要量が増え、供給量も増えているという理由があるようです。
ブロッコリーは、野菜の中でもタンパク質が多く、ビタミンC、カリウム、鉄、ミネラル、食物繊維なども多く含まれ栄養価も高い野菜です。調理もしやすい野菜のため、安定供給され、より手に取りやすくなると嬉しいです。
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