ブルーシートの上の傷病者は痛みと恐怖で泣き叫び、助けて!と足をつかんでくる人、血の気がひき呼吸をしていない人・・と様々でした。 ・・と言ってもこれは訓練された「模擬傷病者」。 先秋、医師・看護士と共に山梨地震防災訓練におけるトリアージ訓練に参加してきました。 トリアージとは、災害医療において最善の救命効果を得るために、多数の傷病者を重傷度と緊急度によって分別し,治療の優先度を決定することで、初めての体験に医療従事者として身の引き締まる思いでした。 優先順位の決定としては普段の仕事にも必要とされることであり、薬局内においても、常に待合室の患者様の状態を意識、観察し、広い視野を持って業務にあたらなければいけないと改めて感じた貴重な体験でした。受付と投薬順番が前後した場合に、患者様にもご理解して頂けたら有り難いと思います。
Comments