先日、何気なくスマホをいじっていたら、「スマホ認知症」というワードが目に入りました。
スマホ認知症というのは、スマホをいつも見ていることで、記憶力・集中力の低下や注意力の散漫、言語障害のような認知症と同じような症状が発生することだそうです。症状は一時的で回復することが多いのですが、若年性認知症につながる可能性もあるそうです。
近年、物忘れ外来を受診する若者が増加し、そのことから、スマホ認知症が認識されたようです。
スマホ認知症の原因はスマホからの過剰な情報収集と言われています。何気なく見ている動画やニュースでも脳は情報を処理するために活発に働いています。人間の脳というのは、情報を取り入れ、処理し、外に吐き出すまでが一連の流れとなっています。情報を何気なく取り入れてしまうと、どこにも吐き出されず蓄積されてしまい、情報が溜まっていくことで、容量オーバーになってしまうのです。
またスマホのブルーライトも人体にとって悪影響です。
寝る前にブルーライトをたくさん浴びることで睡眠ホルモンの分泌量が減り、その結果、寝つきが悪くなったり途中で目が覚めたりして、睡眠不足になってしまうのです。
睡眠不足は脳の情報処理能力を低下させ、ますます物忘れを悪化させます。
街中、飲食店、電車やバスの中、見渡すとスマホをいじっている人が多いです。
かくいう私もその一人です。時間があればなんとなくスマホをいじってしまうのです。最近物忘れが増えたような気がするのも年のせいと思っていましたが、もしかしたらスマホも原因の1つかもしれません。
でもデジタル化された現在、スマホがないと生活が不便になるのも事実で、スマホを全く使わないというわけにもいきません。スマホと距離を置き、脳を休息させる時間を作りたいと思います。
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