以前、子供のいる友人との雑談の中で「子供からサンタクロースは本当にいるのか?と聞かれたらなんと答えようか」と話題に上がりました。
雑談だったので話は回り道を繰り返しました。「サンタクロースの起源が聖(セント)ニコラオスで・・・・」とか「プレゼント交換は東方の聖者がキリストの誕生を祝い、プレゼントを持ってきたことが起源のようで・・・・」とか、またそれから派生して、「オー・ヘンリーの『賢者の贈り物』はある貧しい夫婦が相手にプレゼントを送るためにお金を工面する話で・・・」とか「サンタクロースが赤と白の服を着ているのは清涼飲料水メーカーが宣伝をしたことが始まりでイメージが定着した」とか「そういえば私も小さなころサンタクロースを捕まえようとした・・・・・・」とか。
この手の話は答えが出ないまま出ないことが多いですが、雑談に参加していた先輩が一つの答えを出してくれたのが記憶に残ったので紹介をしたいと思います。
先輩「サンタクロースは結論から言えば、いる。恋人が恋人に、親が子供にプレゼントを選んでいる時、『子供(恋人)が喜んでくれるプレゼントはなにかな?』『このプレゼントを喜んでくれるかな?』と相手の幸せを考える暖かい気持ちのことを”サンタクロース”と呼ぶんじゃないかな。子どもたちにそのことを説明しても抽象的で分かりずらいから、”トナカイの引いたソリに乗って世界中の子供達にプレゼントを配る優しいおじいさん”という具体的な人物像を作り上げたんだと思うよ。子供が大きくなって、サンタクロースが実はいないといっても、具体的な人物はいないかもしれないけど、自分の大切な人の幸せを思う気持ちがあることを伝えたら良いと思うよ。」
クリスマスの行事は(特にクリスチャンでない自分にとっては)形だけになりがちでしたが、自分の大切な人を思う気持ちを大事にしたいと思いました。
12月~1月はクリスマスをはじめ、忘年会、年賀状、大晦日、お正月と忙しいですが体を壊さないようにしてください。
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