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ウイルスの嫌いな環境つくり


最近朝晩が急に冷え込むようになりました。風邪やインフルエンザが流行る時期になりましたね。私は毎年必ずといっていいほど喉風邪を引きます。風邪を引いてからいつも対策不足に後悔しています。そこで今回は、たくさんある風邪対策の中の一つ、ウイルスの嫌いな環境について紹介したいと思います。                一つ目に大切なことは湿度を60~80%に保つことです。インフルエンザウイルスをはじめとする冬に流行する風邪ウイルスは、空気の乾燥しているところを好んで活動します。湿度が50%になると、ウイルスは約3%の生存率になることから、湿度を60~80%にすると良いでしょう。近年、室内はエアコンなどで乾燥が進みやすいため、できれば加湿器などで部屋の湿度を上げましょう。加湿器がない場合、部屋の中に洗濯物を干すだけも、50%以上は湿度を保てます。バスタオルを2~3枚濡らして干したり(無ければフェイスタオルでもOK)、霧吹きに水を入れ、部屋の中に散布するのもいいでしょう。ただ、気を付けなくてはいけないのが、高湿度にすると部屋がカビてきてしまいます。 カビ菌も体には良くないので、気をつけながら加湿して下さい。 二つ目に大切なことは室温20~25度に保つことです。風邪のウイルスの多くは気温の低いところ(気温15~18度以下の環境)を好んで、活発に活動を始めます。風邪にかかってしまった時は、寒いと必要以上に発熱が進んでしまうので部屋を20~25度くらいに暖かくします。とはいっても、室温を一定の高さのままにしすぎると、身体の抵抗力がなくなり良くありません。また、室内にウイルスがとどまりやすくなるので、換気を忘れずにしてください。

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