私は趣味でアナログゲームを集めています。
ここで言うアナログゲームとは、テレビ、PC、スマートフォンの画面に映し出される、コンピュータによってプログラミングされたデジタルゲームに対して、カードやボードやサイコロなどを使って卓上でゲームするものになります。トランプ、花札、UNOなども含みますが、コンビニなどで購入できるようなトレーディングカードゲームは除きます。
画面の裏で複雑な計算をしているデジタルゲームに対して、アナログゲームではそこまで複雑な計算が出来ません。その分ゲームのルールがシンプルになっていますが、ゲーム性は損なわれず、駆け引きが楽しめます。またデジタルゲームには出来ない曖昧なルールや、バレなければイカサマをしても良いルールのゲームもあります。
ゲームのルールを眺めながら、よく仕上がっているアナログゲームを見つけてしまうとつい買ってしまいます。恥ずかしい話ですが買ってはみたものの、まだプレイしたことがないゲームもあります。
私の持っているアナログゲームの中で、非常に盛り上がったゲームを紹介したいと思います。「人狼ゲーム」というゲームをご存知でしょうか。
ある村に人狼が侵入してきてしまい夜な夜な村人を襲って食べられてしまいます。人狼は昼間は人間の格好をしているため見た目ではわかりません。そこで村に残った人間たちは誰が人狼なのかを話し合って、人狼だと思う人間を一人を処刑をします。ゲームの大まかな流れは人狼が獲物を決める「夜中のターン」と処刑者を話し合いで決める「昼のターン」を交互に進行していきます。
村人の中には1人だけ正体を見ることが出来る「占い師」など特殊能力を持っている人間もいます。相手の正体を暴くことが出来る強力な特殊能力ですが、人狼チームも自分が生き残るために嘘をつくので、周りに信じてもらうために正体を伝えるタイミングが非常に難しいのです。
ゲームの勝敗条件になるまで昼・夜中のターンを繰り返していきます。
このゲームの肝は嘘を暴くことと、嘘を周りに信じさせることにあります。時に論理的に・・・時に感情的に・・・大きな声を出したり・・・声色を細めてみたり・・・その駆け引きが非常に楽しいゲームです。友人と旅先で夜中の4時まで盛り上がったこともあります。
また時間がある時にゲームをたのしみたいものです。
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