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はしか(麻疹)にご注意 

はしか(麻疹)が、流行の兆しを見せています。

日本では、2015年に世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局により麻疹の排除状態にあることが認定されました。しかしながら、海外渡航者による麻疹ウイルス輸入を発端として、感染が広がる事例が起きています。

はしか(麻疹)は麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症で、感染後およそ10日間の潜伏期間ののちに発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。その後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。重症化すると肺炎や脳炎といった合併症が起こり、生命に関わることもあります。ウイルスは飛沫感染や接触感染ばかりでなく空気感染でヒトからヒトへと感染するため、マスクをしても予防することができません。また非常に感染力が強いことが特徴で、インフルエンザウイルスよりも感染力が強いとされています。

はしか(麻疹)には現在有効な治療方法がなく、唯一の予防手段は「ワクチン接種」のみです。2回の定期接種でほぼ完全に予防できますが、年代によっては摂取が1回のみの場合があり、その場合抗体が十分につかずに感染してしまう危険性があります。ご自身の麻疹ワクチンの予防接種歴を確認し、もし2回接種していない場合、または接種歴が不明の場合には予防接種を受けることをおすすめします。


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