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どんな些細なことでも・・


“顔に汗をかいて困るわ~!”と先日、とある患者様からこんな悩みを相談されました。 私の頭にぱっと思い浮かんだのは”多汗症”という疾患でした。”多汗症”とは自律神経の1つの交感神経が失調し、体温上昇とは関係なく、エクリン腺という人間のほぼ全身の体の表面にある汗腺から汗が過剰に出される疾患です。遺伝性のものもありますが、甲状腺や下垂体の疾患によるもの、女性ホルモンに関わる更年期によるものなど、原因も様々です。 その患者様からよく話を伺ってみると、どうやら他科受診されており、甲状腺機能に関わる薬も飲んでいるとのことでした。ただの汗だと軽視するのではなく、多汗症の裏に何らかの病気が関係している場合もあるので、体からのサインと受け止め、かかりつけの医師や皮膚科の医師に相談することも大事だとお話しました。患者様からのちょっとした悩み相談からも現在の薬の服用背景が伺えるので、どんな些細なことでも聞き逃せないと改めて感じた出来事でした。

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