産まれたとのニュースを見てから、ずっと会いに行きたいと思っていたパンダのシャンシャンに、ついに会うことができました。
先月、暖かい日でしたが、屋外の列に40分以上並び、やっとその姿を見られました。
観覧時間は30秒ほどでしたが、とても感激しました。
すっかり大きくなっており、もう赤ちゃんパンダではなく、力強く笹を食んでいました。
あの可愛い顔には秘密があるそうです。
ジャイアントパンダが、可愛いと言われる理由の一つは、丸顔で頭が大きいことでしょう。意外なことにこの顔立ちはタケを食べることに関係しています。
ジャイアントパンダは食肉目クマ科に属しています。つまり本来は肉食動物であり、タケの消化に合った胃腸を持っていません。
そこで強い力でタケを噛み潰せるように、あごを閉じる筋肉を頬から頭の上まで厚く発達させています。
このためジャイアントパンダは頭が大きく丸顔に見えるのです。
あのかわいらしいお顔の下には、ムキムキの筋肉が隠れているかと思うと、意外な感じです。
やや複雑な思いを抱えながら上野からの帰路に着きました。
Comments