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「40℃の熱!?」

先日我が家の一歳になった下の子が熱を出しました。何時もならば2~3日すれば熱も下がり元気になるのですが今回はなかなか良くならない。朝が下がった!っと思っても夕方になるにつれて上がっていく。。。

食欲もなく水分も嫌がり、とても心配していました。夜中熱が高くて眠れず泣いている時は解熱剤を使うとスッと熱が下がり嘘のように寝てくれました。 

この時は本当に助かりました。解熱剤が魔法の薬のように思えました。

40℃近く体温が上がると心配で解熱剤をつい使いたくなってしまいます。

しかし熱は体の防衛反応です。体の中に入ってきた風邪のウイルスや細菌などの病原体をやっつけようと体が反応するために熱がでます。そのために熱だけを下げようとすることは意味がありません。風邪の治りを遅らせてしまいます。

そのため解熱剤を使う目的は熱を下げることでなく、高熱による症状を改善して、眠れたり水分を取れる状態にしてあげることです。

解熱剤を使う目安としては

・熱が38.5℃以上

・38.5°より低くても、苦しそうで眠れないとき

.・機嫌が悪く食欲がなく水分も取れない

などの時です。

熱が高くても元気があって水分や食事がとれているのであれば解熱剤は使用しない方がいいのです。

今回は子供の解熱剤について書きましたが、大人でも同じ事がいえます。

熱がでたらまず安静にすることが大事!

日頃のうがい、手洗いも大切になります。

夏の暑さに負けないように頑張っていきましょう。


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