貧血

2020年7月21日 | コメント(0)

こんにちは。

梅雨の時期で暑くて湿度が高い日々が続いていますが、体調を崩さず過ごされていますか?
まだまだコロナウイルスの影響はなかなか収束つきませんが、体調を崩さず、かつこれからの時期はもっと気温が高くなっていく為、熱中症にならないようしっかりと対策を行いながら過ごしていきましょう。


今回の薬剤師ブログでは、梅雨や熱中症とは全く関係ありませんが、貧血に関して書いていきたいと思います。

貧血とは、酸素を運ぶ赤血球か、赤血球の中で酸素と結合するヘモグロビンが少なく、体内が酸素不足になった状態のことを言います。
体を動かすと、動悸や息切れを起こすことがありますが、これは、貧血によって酸素不足になっている体を動かそうとするときに、血液の酸素を運ぶ量が少ないので、それをカバーするために、心臓が血液をもっと多く送ろうとして、動悸・息切れが起きてしまうのです。
そんな貧血にも多くの種類はありますが、特に身近な貧血といえば鉄欠乏性貧血です。
鉄欠乏性貧血では女性の割合が増加傾向にあり、また将来貧血になる可能性がある女性は、4人に1人(25%)ともいわれているので、日本人女性の半分が貧血ないし貧血予備軍と考えられるようです。
女性に貧血が多い要因として、月経での出血・無理なダイエットや偏食です。
特に夏場に若い女性の隠れ貧血(貧血の基準にはあてはまらないがこのままだと貧血になるかもしれない状態)が多い原因として、日々の食生活が偏向していることや、睡眠不足が慢性化していること、朝食をとらないこと、ダイエットによる食事制限などによる部分が大きいと考えられます。


貧血の自覚症状では、

・筋肉への影響:倦怠感・疲労感を生じやすい
→筋肉の酸素が不足すると、熱やエネルギーが作りづらくなり、また、老廃物の運搬もできなくなるため、疲れやすく、体がだるいという症状が出てくるのです。

・脳への影響:立ち眩み・眩暈
→酸素不足は体全体に症状が現れますが、それが脳に及ぶと、脳が酸欠になることで、立ちくらみがして立っていられなくなったり、めまいが起きたり、頭痛が現れたりします。

・心臓への影響:動悸、息切れ
→体を動かすと、動悸や息切れを起こすことがありますが、これは、貧血によって酸素不足になっている体を動かそうとするときに、血液の酸素を運ぶ量が少ないので、それをカバーするために、心臓が血液をもっと多く送ろうとして、動悸・息切れが起きてしまうのです。

・その他
顔色が悪くなる、イライラしやすくなる、下まぶたをめくると白くなる(医師も診察の際血液検査の他にまぶたをみているのは貧血などの確認をしている為もあります)、爪が平らになる、爪がスプーンのように反り返る(スプーン状爪といいます)等多くの自覚症状があります。


貧血にならないよう日頃からバランスの良い食事を心がけ、かつその際しっかりと鉄分を多く含む食事を定期的にとる必要があります。

では逆に、鉄との相性が悪い成分がありますので、そちらをご紹介していきたいと思います。

・シュウ酸
→鉄の吸収を妨げる働きがあります。 代表的な野菜ではほうれん草。
シュウ酸はほうれん草などに含まれるアクの成分なので、しっかりとアク抜きをするようにしてください。 

・フィチン酸
→鉄やカルシウムなどのミネラルを吸着して排出する働きがあります。
代表的な食べ物では、穀類(玄米など)の皮や豆類(大豆)など。

・食物繊維
→鉄やカルシウムを吸着して、腸での吸収を妨げる働きがあります。 

・タンニン
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるタンニンには、鉄分の吸収を阻害する働きがあります。


どの成分も普段から食べてはいけないものはなく、一つ一つは体にとって大切なものもあります。
貧血治療又は予防として鉄分を多く含む食事や薬を摂取しているときは、吸着してしまい、そのまま吸収される割合が低下してしまわないよう時間の間隔をしっかりとあければ問題ないのでご安心してください。

何かわからない事や気になることがあれば、ぜひ近くの薬局の薬剤師さんにご相談してみてください。
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