アンチドーピング

2018年2月 6日 | コメント(0)

もうすぐ韓国の平昌で冬季オリンピックが始まります。個人的には男子フィギュアスケートの宇野選手を応援しています。またフィギュアスケート大国のロシアが、ドーピング問題で国としての参加はないので、フィギュア団体戦もメダルが期待できるのではと思っています。
ドーピングといえば、最近日本でも他人の飲み物に禁止薬物を入れた事例が問題になっていました。結果、禁止物質が検出された本人は競技成績の失効になり、禁止物質を入れた選手は競技成績の失効にくわえ、資格停止8年という罰が課せられました。混入された物質はメタンジエノンという筋肉増強剤でした。
以前聞いた話ですが、かぜ薬を競技会の8日前に飲んだのが、アンチドーピング規則違反になってしまったことがあるそうです。これは市販のかぜ薬のもよく含まれているメチルエフェドリンという成分が検出されたことによるものです。メチルエフェドリンは興奮薬として競技会時に禁止物質になります。また、外国製のサプリメントをネット購入し、摂取して違反になったり、他にも漢方薬、ドリンク剤、塗り薬などにも禁止物質が含まれることがあります。やはり普段から私も、薬剤師として、一競技者として禁止物質について意識しておかなければいけないということだと思いました。
私は馬術競技の競技者の1人ですが、馬術では時々馬のドーピングも問題になります。競技はその馬自身の力をもって競技に参加しなければならないという国際馬術連盟の理念に基づき定められています。その理念は人と全く同じと思います。
しかし馬では、人では禁止物質にはならないジクロフェナク(ボルタレンなど)の非ステロイド性抗炎症剤が禁止されていて、成績が失効された人馬もいます。だから抗炎症剤の塗り薬を使用した手で馬をさわってはいけないと言われました。
結局人も馬もドーピングすることで、スポーツの価値を損ない、健康を害するおそれがあるということからこういう規則が設けられているのですね。
薬を買う時や、病院などに受診する時には"私は○○競技の選手です。"と伝えるようにしましょう。

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