油は 敵?味方?

2015年7月14日 | コメント(0)

太ってきた」
「コレステロールや中性脂肪の数値が高め」
中年以降、増えてくる悩みです。そんな時、食生活でどんな事に気をつけますか? ごはんを食べ過ぎないようにしたり、おやつを減らしたり。脂ののった肉や揚げ物など、いわゆる「油脂」を控える人も多いのではないでしょうか。

サラダ油、バター、肉などに含まれる油脂、つまり脂質はどれも1gで9キロカロリー。少量で多くのエネルギーを生み出し、私たちの体の中で毎日の活動エネルギーとして消費されます。ただし、とり過ぎて使われなかった分は皮下脂肪や内蔵脂肪として体に蓄えられ、これが積み重なると肥満の原因に。また、余分な脂質は血液をドロドロにして、動脈硬化などの生活習慣病を招く要因にもなります。

悪いことだらけのように決めつけられがちな脂質ですが、全くとらないほうがいいのでしょうか?そんな訳ありませんよね。脂質は体のエネルギーとなるだけでなく細胞膜なホルモンの材料となる大切な栄養素。他にも体温を維持したり、脂溶性ビタミンの吸収を助けるなどの重要な働きを担っています。足りないとさまざまな体調不良につながることも。脂質はとり過ぎず、「適量」とることが大切な栄養素なのです。

油脂にはたくさんの種類があります。肉やバターに含まれる飽和脂肪酸は、多くとり過ぎると生活習慣病のリスクを高めますが、オリーブ油などに含まれるオレイン酸、魚の油などに含まれるEPAやDHAといった不飽和脂肪酸のように、悪玉コレステロールを抑え、健康値対策に嬉しいさまざまな働きを持つものもあります。

そして最近注目されているのがココナッツオイル。ココナッツオイルはヤシから抽出された天然成分。植物からとれる油としてはめずらしく、肉の脂やバターなどと同じ飽和脂肪酸を含みますが、ラウリン酸、カプリン酸、カプリル酸などの「中鎖脂肪酸」が多いため健康によいさまざまな働きがあることがわかっています。「中鎖脂肪酸」は消化吸収が不飽和脂肪酸の約4倍、代謝は約10倍の速さといわれ、すばやく効率よくエネルギーに分解され、体内にも蓄積されにくいとされています。さらに「中鎖脂肪酸」は脳のエネルギー源「ブドウ糖」の代わりとなる「ケトン体」という物質の産生に関与して、アルツハイマー型認知症の改善によい働きをすることが期待され研究が進められているそうです。

油を味方につけて、イキイキとした毎日に役立てたいですね。



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