爪白癬の薬

2014年9月 2日 | コメント(0)

先日、メーカーさんより、新しい爪白癬の薬の勉強会をしていただきました。
その薬は、「クレナフィン10%爪外用液」(エフィナコナゾール・科研)といって、日本初の外用爪白癬治療剤です。
爪白癬は爪が白癬菌に感染した状態をいい、爪が変形や変色した状態になります。
これまで爪白癬の治療として認められているのは、内服薬しかありませんでした。でもこれらの内服薬には、肝障害の副作用や飲み合わせの悪い薬があり、肝臓が悪い方や高齢者、合併症のある方には使いづらいため、現状では外用薬のみで治療を続けているケースも見られます。
従来の外用薬は爪甲に存在するケラチンとの親和性が強く白癬菌の存在する爪の内側である爪床(爪と肉の間)まで浸透しにくいものでした。今回発売されるクレナフィンは、爪の主成分であるケラチンと適度な親和性があるので、塗った場所に留まりながらも、ケラチンとの吸着による活性の低下が少なく、爪床で高い抗真菌作用を発揮するそうです。
使い方は、薬瓶の先端についているハケで、マニキュアのように爪全体や爪と皮膚の境目に塗ります。1日1回でいいので、入浴後が一番効果的ですが、爪をきちんと乾かしてから塗ってください。エタノールが入っているので皮膚につくと刺激があるようなので、皮膚についたらすぐにふき取ります。
新しい爪が伸びてこない限り、変形や変色した爪は元に戻らないので、爪が生え変わるまで半年から1年程度塗る必要がありますが、今まで、抗真菌内服薬が飲めなかった方々にとっては選択肢が広がったのではないでしょうか。

爪の水虫で悩んでいる方は、是非、皮膚科に足を運んでみてください。



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