薬とグレープフルーツ

2014年2月18日 | コメント(0)

知り合いの方から聞いた話です。その方は血圧が高く降圧剤を服用しており、ある日の夕食後、久しぶりにグレープフルーツ(GFと略す)を食べたら、明け方に血圧が普段より下がり、眩暈がして気分が悪くなるという体験をしたそうです。その時、降圧剤服用中はGFを控えるように説明を受けていたことを思いだし、GFが原因だったのかもしれないと言っていました。
降圧剤にはいろいろ種類がありますが、その中でカルシウム拮抗薬とGFジュースの相互作用が有名です。
GF中に含まれる成分(フラノクマリン類)が、カルシウム拮抗薬の小腸での代謝を阻害することで、薬の吸収が増加し、体内での薬の濃度が高まり、効きすぎたり、副作用が現れる可能性がでてくるのです。
この相互作用はすべての人に起こるわけではなく、薬の代謝を担う酵素活性の個人差や果物・製品における阻害物質の含有量によっても異なります。
降圧剤だけでなく、高脂血症薬、免疫抑制剤などにもGFと相互作用が報告されている薬剤があります。
窓口で薬を渡す際、GFと相性の悪い薬が処方されていた場合には説明を行うよう心掛けていますが、現在服用している薬は大丈夫か不安なことがあればお気軽にお尋ねください。
 
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