骨粗鬆症について

2012年9月10日 | コメント(0)

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 私の勤めている薬局には整形外科系の疾患の患者様が多く来局されます。なかでも骨粗鬆症の方は少なくありません。

 骨粗鬆症とは、骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなる病気です。骨がスカスカになると、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。
 骨密度は20歳前後でピークに達します。そののち40歳代半ばまではほぼ一定ですが、 50歳前後から急速に低下していきます。骨をつくるのに必要なカルシウムは、腸から吸収されて骨に取り込まれますが、年を取ると腸からのカルシウム吸収が悪くなってしまいます。女性の場合は、閉経期を迎えて女性ホルモンの分泌が低下しますと急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて骨密度が低くなります。
 
 予防としてはカルシウムを十分に摂り、他の栄養素もバランスよく摂取するなど、よい食生活の習慣を保つことで、骨密度を高く保つことができます。実際にどのくらいのカルシウムをとればよいかというと、年齢にもよりますが1日に800mgが目安です。妊娠中、閉経後では1000mgカルシウムを摂ることが必要です。目安としては牛乳コップ一杯で200mg、ヨーグルト100gで100mg、ししゃも2匹で140mgのカルシウム量になります。1種類の食品で摂取しようとしないで色々なもので少しずつ摂取することが理想的です。また、カルシウムの吸収を促してくれるビタミンDを一緒に摂取することも大切です。ビタミンDを多く含む食品は干ししいたけ、めかじき、鮭、かつお、まぐろなどの切り身に多く含まれます
 女性の場合は50代で4人に1人骨粗鬆症と言われ、30代、40代でも骨密度の低下が見られています。原因や疾病をしっかり理解し、自分でできる予防を心がけていくことが大切です。病気になってから始めるより、病気にならないようにする生活習慣を心がけていくことが大切だと思います。

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