ドライアイが原因の角膜の傷

2012年1月26日 | コメント(0)

hirotsa.jpg最近目に傷があるという患者様の声をよく聞きます。冬になると目も乾燥し、角膜に傷がつきやすくなることが原因と思われます。患者様の多くが一日の点眼回数が増えているのですが、うっかり点眼するのを忘れてしまったり、1回くらいしなくてもそんなに変わらないでしょという声を聞きます。
空気が乾燥していると、目の表面から涙液が蒸発しやすくなり、このためドライアイの人の多くは、秋から冬にかけての季節の変わりめに症状が強くなります。また、瞬きの回数が少なることやコンタクトレンズの装着も乾燥の原因になります。その結果、涙液の蒸発が進む反面、分泌は低下し、涙の膜が途切れてしまいます。私も冬になると特に目の乾燥が気になります。気が付くと目が乾いていて、意識的に瞬きをするとじわ~と涙が出てきて目の痛みを感じることもあります。
目が乾く主要原因はいろいろありますが、目が乾いていると涙の膜が不安定な状態になり、角結膜が傷つきやすくなります。いったん角結膜が障害されると、ムチンが分泌されなくなるので、さらに涙の膜が不安定になって角結膜の障害が進行するという、ドライアイの悪循環が生じてしまいます。ですから点眼回数が増えていたり、点眼を忘れがちな患者様には点眼することの重要性をきちんと説明し、しっかり点眼してもらえるように伝えていかなければいけませんね。

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