薬剤の適応の拡大について

2011年2月10日 | コメント(0)

毎年新しい薬が上市され、薬というものは本当に日進月歩していくものだなと実感しますが、薬の中にはそれまで想定していた用途とは異なる用途に使用される医薬品も中にはあります、今回はその一例をご紹介したいと思います。

アマンタジン(シンメトレルなど)
この薬は当初はインフルエンザの治療薬として開発されたのですが、後にパーキンソン病にも効果があることが分かり、パーキンソン病に適応を拡大しました。現在はインフルエンザの治療薬としてはほとんど使われずに、もっぱらパーキンソン病の薬として用いられています。

ミノキシジル(リアップなど)
この薬は当初血管を拡張する作用により高血圧の薬として開発されましたが、後に脱毛を改善する効果があることが分かり、現在は日本皮膚科学会の脱毛ガイドラインで推奨度A「行うよう強く勧められる」治療法として、その地位を確立しています。

このように開発当初想定されていた用途とは違う用途で用いられる薬というのは、探してみると沢山あります。医薬品というのは本当に奥が深いものなので、常に最新の情報を取り入れて日々の業務に生かしていければと改めて思いましたsa.JPG

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