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飲み残した薬はありませんか?

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少し前の事になりますが、今年の節分は、恵方巻きを食べましたか?
毎年、売れ残りが大量廃棄されているようですが、今年は1月に農林水産省が小売業者に需要に見合った販売を行ってほしいと通知を出したことにより、多くのメディアが恵方巻き大量廃棄問題を報道しました。
ある大学名誉教授が、恵方巻きの売れ残りの金額を10億2800万円と試算したそうです。この中には廃棄コストや製造工場からの廃棄分が含まれていないので、本当に無駄になる金額はもっと膨らむと思われます。

無駄と言えば、薬の世界でも残薬問題というのがあります。
医療費が年々増加し続ける中、特に無駄遣いと問題視されているのが、医師から処方された薬を飲み残して発生する残薬です。在宅の75歳以上の高齢者だけでも年間約500億円に上ると推計されています。
6年後の2025年の日本は、4人に1人が75歳以上という超高齢化社会になるそうです。このまま何もしなければ、高齢化とともに残薬もさらに増え続け、医療費を圧迫する事は目に見えています。
 ではなぜ残薬が発生するのでしょう。厚生労働省が調査した結果によると、最も多いのが「飲み忘れ」、次いで「自己判断による服薬の中止」、「新たに別の医薬品が追加された」、次に「別の医療機関で同じ医薬品が処方された」、「飲む量や飲む回数を間違えていた」と続きます。
きちんと薬を飲まないと、治療に支障をきたすばかりか、症状の悪化を招き、結果としてさらに薬の種類が増える事にもなりかねません。
薬局では、残薬数を把握し、医師へ処方日数の調整を提案したり、生活習慣に合った用法への提案をしたり、飲み間違えるようなら1回に飲む分の薬をまとめて袋に入れるなど、様々な対策をしています。ウエノ薬局グループには、ご自宅にある残薬を入れてもってきていただく、『節薬バッグ』も用意してあります。
薬についての不安や薬の管理など困ったことがあればいつでも私たちに相談してくださいね。

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