2012年11月29日 | | コメント(0)

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足の血管がこぶのように膨らんでいる、足がつる、だるい、痛い、むくむなんていう症状はありませんか?それはもしかしたら下肢静脈瘤かもしれません。
下肢の静脈には血液が重力に負けて下に逆流しないための弁がついています。この弁に障害が起こると、血液は逆流し、足の下の方に溜まって、静脈がこぶのように膨らんでしまうのです。
そのような時は弾性ストッキングで圧迫すると楽になります。
血液のうっ滞が原因で起こるのに圧迫したら余計にひどくなってしまうのではとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。弾性ストッキングは下肢に適度な圧力をかけることで下肢に余分な血液が溜まるのを予防してくれるのです。でもガードルなどの窮屈な下着は下半身の血流を悪くして下肢動脈瘤を悪化させることになるので注意してください。
また下肢の血液は足の運動により心臓に戻っていきます。長時間立ちっぱなしや座りっぱなしの時は、短時間でも時間を見つけて足を動かすようにしてくださいね。座っている時は足首を動かすだけでもいいですよ。

弾性ストッキングはウエノ薬局本店でも取り扱っております。気になる方はどうぞお気軽にご相談ください。


2012年11月26日 | | コメント(0)

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寒い日が続き、乾燥が気になる季節になってきました。乾燥することにより、ウイルスによるインフルエンザなども流行してきます。
そこで、今回は加湿について取り上げます。
今の時期エアコンなどの暖房器具を利用する機会が多いかと思います。
暖房器具の中でもエアコンは空気を乾燥させてしまいます。湿度は空気が水を含むことのできる量の割合で決まります。そして空気は温度が上がると、水を含むことができる量が上がります。ですので、同じ空間に同じだけの水の量があっても温度が上がることによって湿度は下がってしまうのです。
暖房器具の中でも、石油ファンヒーターがガスヒーターなど、部屋の空気を使って燃焼するタイプの暖房器具は化学反応によって水分(水蒸気)が発生します。ですので、温度が上がっても水分の量も増えるのであまり乾燥しません。
人間が生活する上で快適とされる湿度は40~60%であると言われています。25%以下だと目が乾き、30%以下だと肌が乾き、40~50%以下だとインフルエンザのウイルスが長期間生存できるようになります。
石油ファンヒーターは水蒸気を発生するので加湿の必要はあまりありませんが、エアコンを使う際はうまく加湿器を活用し、最適な湿度を保てるようにしましょう。


2012年11月25日 |

ウエノ薬局ほっと通信 Vol.30を発刊しました。各薬局でも配布いたします。

12月号は「年末の大掃除!!洗剤による肌荒れ・乾燥対策」の話題です。是非ご覧ください。

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2012年11月22日 | | コメント(0)

   先週、友達に誘われて銀杏拾いに行ってきました。
   散歩のついでに子供と一緒に銀杏を拾う予定で出かけたものの、全員銀杏拾い初心者で、売っている状態の銀杏が落ちていると思っていた私たちは実に果肉がついていることにビックリ!?どうしたらいいか悩んでいると、近くにいたお爺さんやお婆さんが「かぶれるから子供に触らせない方が良いよ!」と言いながら子供達の側に来て、私たちが銀杏を拾っている間、子供と遊びながら銀杏の拾い方などを丁寧に教えてくださいました。
 また、「たくさん拾っても、子供には歳の数より食べさせてはいけないよ」というアドバイスもいただきました。
 銀杏をたくさん子供に食べさせてはいけない事は知っていましたが、今回はなぜ子供にとって銀杏が危険なのか調べてみました。
 原因物質は銀杏に含まれる4-o-メチルピリドキシンという物質で、これがビタミンB6ととても似た構造をしているため、脳内でビタミンB6に成りすましたように振る舞い、その結果ビタミンB6を働けなくしてしまいます。これによりビタミンB6欠乏と同じ状態を引き起こします。そのため神経の興奮を静める作用を持つGABAを作ることができなくなり、神経が興奮し痙攣・嘔吐などの銀杏中毒症状をきたします。
銀杏中毒の70%以上が10歳未満の子供とされ、子供に与えるときは個数を制限したほうが安全なので、昔から「子供には銀杏は歳の数だけしか食べさせてはいけない」と言われているようです。
 今回拾った銀杏は売られているものより小ぶりでしたが、美味しく食べられ良い経験になりました。
 次は子供と一緒に楽しめる味覚狩りに挑戦してみようと思います。

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2012年11月19日 | | コメント(0)

最近寒くなってきて、お鍋のおいしい季節になりました。最近はお鍋の種類も多種ありますが、私が凝っているのは豆乳鍋です。
豆乳は栄養豊富で体に及ぼす効果は、驚くほどたくさんあります。
大豆は、そのままでは消化があまり良くない食べ物ですが、豆乳にすると90%以上が消化・吸収されるので、栄養を無駄なく取ることができます。
人の体の三大栄養素であるタンパク質、炭水化物、脂質のうち、豆乳は、特に良質な夕ンパク質と脂質に富んでいます。タンパク質は皮膚、内臓、筋肉、骨、血液などの細胞や組織を作っているほか、酵素やホルモンなどの材料にもなります。豆乳のタンパク質は、含まれる量が多い上に、栄養価が高く良質であるという特質があります。また、大豆のタンパク質は、動物性タンパク質と違って脂肪分となって体にたまりにくいのが特徴です。さらに、基礎代謝を高める働きがあるので、自然に太りにくい体質になるという効果があります。
豆乳に含まれているサポニンには、血液中のコレステロール値を下げる作用がある上、脂肪の蓄積を防ぐ働きもあります。
またサポニンには、抗酸化作用があり、体の酸化を防ぐと言われています。酸化というのは活性酸素によって細胞が傷付くことを意味し、これが老化につながります。サポニンによる活生酸素の抑制等により成人病や老化防止に効果があります。
大豆イソフラボンは、女性ホルモンの一種であるエストロゲンと良く似た構造をしていて、働きも殆ど同じという物質です。エストロゲンは、骨粗鬆症の予防になりますし、更年期障害の症状の緩和に役立ちます。
このように、豆乳には、健康を維持する上で重要な働きをする成分が多く含まれています。豆乳は、錆びないカラダを手に入れ、生活習慣病の予防もできる栄養たっぷりの飲み物です。

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2012年11月15日 | | コメント(0)

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数日前から風邪を引いてしまい、なかなかすっきりしない毎日を送っています。本来なら患者様の健康相談の窓口として色々な情報を提供して健康維持のお手伝いをすべき立場なのですが、まだ風邪が抜けきれず患者様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。
少しでも早く患者様と元気にお話が出来るようにと、毎日うがい手洗いの徹底はもとより生姜紅茶を継続して飲んでいます。
生姜の中に含まれるジンゲオールは免疫力を高めたり胃腸の調子を整え吐き気や頭痛を改善する効果があります。またショウガオールは殺菌作用が強く気持ちを落ち着かせる効果もあり、ジンゲロンは血行を促進したり代謝を良くして体を温める効果があります。

毎年冬になると風邪予防の為に生姜紅茶を飲んでいるのですが、今年は手軽に生姜紅茶が飲めるようにと生姜ジャムを作ってみました。
生姜ジャムはすりおろした生姜をはちみつと砂糖で煮詰めたものですが、ティースプーン1杯を紅茶に溶かして飲むと驚くほど体がポカポカします。
薬も運動も継続することが重要です。
健康を維持するためには負担を減らして毎日の生活の中で手軽に取り入れられるものが良いと思うので私はこの冬も生姜紅茶を続けようと思います。





cya.png世界中の著名な建物が、一様に青く光る姿を見たことはありますか?11月14日は「世界糖尿病デー」です。
 2006年末、国連では「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を加盟192ヶ国の全会一致で可決し、糖尿病の治療にも使われるインスリンを発見したバンティング博士の誕生日である11月14日を世界糖尿病デーに指定いたしました。空の色でもあり国連の旗の色でもある青(ブルー)をシンボルカラーとし、世界中でライトアップすることで団結の輪(サークル)を結ぶことで、糖尿病の治療と予防を広く呼びかけるキャンペーンが展開されています。そのシンボルマークを「ブルーサークル」と呼びます。
 成人における世界の糖尿病人口は2011年約3億6600万人に上り、成人人口の約8.3%が糖尿病とみられています。今後も増え続け、2030年には約5億5200万人、約9.9%に達するとの統計が出されています。我が国でも2011年で約1067万人、成人人口の約11.2%を占めており、有病率は世界をも上回っています。糖尿病の恐ろしいところは重症化するまでほとんど自覚症状がなく、気づいたときには合併症が進行している点です。適正な知識を得て、定期健診や生活習慣の改善から発症しないよう、早期対策を行う必要があります。
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<糖尿病の定義>
 血液中のブドウ糖濃度(血糖値)は、様々なホルモンの働きによって常に一定範囲内に調節されています。様々な理由によってこの調節機構が破綻し、血液中の糖分が利用されず、異常に高くなっている状態を指します。その中でも特に「インスリン」と呼ばれるホルモンの作用が低下していることが多くの要因です。
 血糖値の高い状態が続くと、体中の微小血管が徐々に破壊されていき、目や腎臓を含む体中の様々な臓器に重大な傷害を及ぼす可能性があります。糖尿病治療の主な目的は合併症を防ぐことが重要です。

<インスリンとは>
 膵臓から分泌されるホルモンです。筋肉や脂肪組織、肝臓などに血液中の糖分を取り込み、利用されたり貯蔵されたりすることで、血糖値を下げます。24時間一定量出続けている「基礎分泌」と、食事により血糖値が上昇することで、急速に分泌される「追加分泌」があります。健康な人の場合は、血糖値に応じてインスリンが分泌され血糖値をうまくコントロールしています。糖尿病患者では、インスリンがうまく働いていないか分泌量が低下しているため血糖値が高くなります。

<糖尿病の種類>
・1型糖尿病
 体の中にあるインスリンを分泌する細胞がなんらかの理由で破壊され、インスリンが分泌されなくなります。原因は不明で、いくつかの遺伝子と環境要因が複雑に重なり発症すると言われています。
・2型糖尿病
 遺伝的背景や過食、運動不足による肥満など様々な要因でインスリンの分泌が低下や、インスリンの働きが悪くなることで発症します。糖尿病と診断される人の約95%がこの2型糖尿病です。
 その他にも、妊娠中に増加するホルモンが原因で高血糖になる「妊娠糖尿病」や、他の疾患や薬物により引き起こされる「続発性糖尿病(二次性糖尿病)」などがあります。

<糖尿病の合併症>
 血糖値が高い状態が続くことで血管壁は傷つきもろくなり、血液がドロドロになることで毛細血管が詰まります。この状態が続くことで合併症を引き起こします。合併症の中でも、顕著に表れなお且つ重大な3つの合併症を「糖尿病三大合併症」と呼び、以下にご紹介いたします。
糖尿病性網膜症
 目の奥には多くの毛細血管が張り巡らされています。血管内が詰まったり、固まったりしやすくなることで、血管壁に負担がかかり出血します。また血液の流れが悪く神経への栄養が十分いかず、弱く新しい血管が作られ簡単に破裂や出血をしてしまうため、網膜剥離(網膜がはがれてしまうこと)が起きます。これらを総称して網膜症と呼びます。中途失明原因としては、緑内障に次いで2位に位置しています。
糖尿病性腎症
 腎臓は血液をろ過してきれいにする機能があります。高血糖状態でさらされることで腎機能が低下し、体内の老廃物、不要なたんぱく質や塩分が体内に残ります。尿量が減少することでむくみも起きます。進行すると体内の老廃物を人工的に浄化する「透析」が週に3回、1回にかかる時間が4時間ほどの物理的な治療が必要となります。
糖尿病性神経障害
 全身に広がっている末梢神経には感覚神経と自律神経があり、糖尿病により障害を受けます。手先足先にしびれを感じることや痛みを感じにくくなることで、怪我した時に気付かず、手当てが遅れるという危険が増します。自律神経障害では、下痢便秘を繰り返す、発汗、排尿障害、起立性低血圧などを起こします。

<生活習慣の改善>
 糖尿病の治療や予防において薬物療法は血糖値をできるだけ正常な範囲にコントロールするで、高血糖状態の暴露から解放し血管や神経、臓器の保護が目的です。しかし、何よりも運動や食事の生活習慣を改善することがとても重要です。
・食事療法
 1日3回の食事を偏りなく食べることが大切です。また1日の適正な摂取エネルギーを守りつつ、「食品交換表」などを 利用して栄養バランスのとれた食事内容にする必要もあります。脂質、糖質、たんぱく質の三大栄養素だけではなく、これらの働きをスムーズにするために、ビタミンやミネラルも忘れてならない品目です。
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・運動療法
 運動することでインスリンの効きが良くなったり、筋肉で脂質や糖分が利用されることで血糖値や中性脂肪を下げたり、基礎代謝を上げることができます。状態や体力に合わせたものを行うことが大切で、負荷をかけ過ぎては危険で続けていくことも難しくなります。いきなり毎日が無理でも1日おき程度で続けられる手軽な運動が有効です。現在通院治療中である場合はかならず医師と相談してから行うようにしてください。
 過度の食事制限や、薬物治療中においてはその時の体調や状況で血糖値が下がり過ぎ「低血糖」を生じることがあります。イライラ、あくびから始まり、冷や汗やふらつき、ふるえ、さらに進行すると昏睡となることもあります。低血糖は起こさないことが何よりではあるのですが、いち早く初期症状に気付き、ブドウ糖など適応する甘いものを摂取する必要があるため、自分自身の低血糖状態を知ることも大切です。

 糖尿病は完治させる病気ではなく、如何に血糖値を上手くコントロールしていくかという病気です。症状を悪化させない、糖尿病を発症しないためには、自分自身の意志と自己管理が大切です。最悪の場合では、失明、腎不全により透析、手足の壊疽という恐れがあります。しかし、自分自身の体であることを常に考え、生活習慣の見直しを怠らないようにしましょう。そして、定期的な健康診断を受け、自分の体を知ることが何よりも大切です。



2012年11月12日 | | コメント(0)

11月に入り急に寒さを感じるようになりました。
当薬局にいらっしゃる患者様は降圧剤を処方されている方が多いです。その中で「夏は血圧が安定していたのですが、最近血圧が高くなってきてしまいました」と心配される方が増えてきた感じがします。
実は血圧と気温はとても関係しています。暑い季節は血管が拡張して血圧も少し下がりますが、寒い季節になり身体が冷えてくると血管も収縮するので血圧が上昇する傾向があります。また、夏は汗をかいて体内のナトリウムも汗とともに排泄されますが、気温が下がり汗の量が減ると今まで通りに塩分を摂ると体内に過剰にナトリウムが溜まり血圧が上がってしまいます。そこで塩分を過剰に摂らないように注意が必要になります。減塩目標1日6g未満といってもなかなか慣れるまでは大変です。そこで減塩のポイントを下記にいくつか挙げたいと思います。
・味覚は慣れるので、いっきに減塩しないで少しずつ減塩を行う。
・しょうゆやソースなどは直接おかずにかけず小皿にとって少量をつけて使う。
・唐辛子やこしょうなどの香辛料で味のアクセントをつける。
・油を少しだけ使うと口の中に塩味が長くとどまります。
・食べ過ぎは全体的に塩分も摂ることになってしまいますので注意です。
・カリウムを含む野菜や海草類、果物などを摂ると塩分を体外に排出する作用があります。
(ただし、腎臓に持病がある方や糖尿病などでカロリー制限が必要な方はまず医師に相談が必要です)
食塩の過剰摂取は高血圧の主な原因の一つです。
血圧が高ければ高いほど、脳卒中や心筋梗塞などの危険も高まります。
寝たきりにならない元気な生活をしていただくためにも、是非、実行していただきたいと思いお薬をお渡しするときにはアドバイスをしています。
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2012年11月 8日 | | コメント(0)

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  先日、母校東京薬科大学の学園祭に行ってまいりました。4年ぶりに訪れる大学は、6年制の薬学部に対応するために様々な増改築されていて以前過ごしていた時期とは少し変わっており、とてもきれいになっておりました。学園祭実行委員に所属していた自分としては学園祭がとても懐かしく、感慨深い時間が過ごせました。
 その中でも一番楽しかったのが「薬草園」散策です。東京薬科大学の薬用植物園は都内でも最も広い植物園で、2000種もの植物を栽培しております。年中開放されてはいるのですが、学園祭の時は学生が様々な植物を説明して回ってくれます。時期的に花が咲き誇ってはいないものの、葉が生い茂っていたり、実が乾燥し種子が落ちて見ることができたり、この季節での楽しみ方ができました。
 薬という概念が無い時代では、植物を直接擦りつけたり食べたりすることで治癒を確認し、効能を確認してきていました。現在でこそ有効成分を抽出し、副作用を軽減するための加工ができたりするのも、その時代に得た多くの経験があったからでもあります。動物的本能でも、草に薬効があるという考えがあるのは、家庭で飼っている犬や猫が体を壊した時に庭の草を噛んで治そうとすることからも推察できます。
 薬用植物(や由来成分)には医薬品だけではなく、ハーブなどの調味料や健康食品、ビタミン、防駆虫剤など生活に欠かせないものも沢山あります。植物成分から抗がん剤が抽出されるなど、まだまだ未解明の部分が多く存在すると思われます。治療薬の見つかっていない病気に対する期待もあり、目が離せません。
 薬草クイズも楽しみ、園内見学後には日本水仙とフリージアの球根、月桂樹の葉(ローリエ)をいただきました。早速水仙は植えて、ローリエは料理に使おうと思います。皆様も機会がありましたら、薬草園を訪れてみてはいかがでしょうか。

2012年11月 5日 | | コメント(0)

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ここ最近とても寒くなってきましたね。
大人の方も子供も風邪をひいている方をよく見ます。
最近例えば咳を止める薬をお出ししているとたまに、「これは風邪薬ですか?」という質問を受けます。
ここでの風邪薬って定義が実は難しいんです。
ドラッグストアなどで売られているOTC医薬品はよく、初期の風邪に!とか、熱が辛い風邪に!等と宣伝にしていますが、中を見ると若干の差はありますが熱・痛みを抑える薬、咳止め、痰を切る薬、鼻水を抑える薬が入っています。
つまり、風邪の症状を広くカバーしています。
なので、咳を止める薬が出ていた場合は患者様の症状に合わせて出ているので、風邪薬ではあるのですが、もしかしたら患者様が思い描く風邪薬とギャップがあるかもしれません。

そしてここで一番重要なのが風邪の薬は風邪を"治す"のではなく、"症状を抑える"ということです。
実は風邪を治す薬を開発したらノーベル賞ものなんて言われています。
風邪の症状の原因がウイルスであれば、それを倒す薬は無いからです。
最終的には風邪を倒すのは自分の力なので、体調を崩してしまったときは当たり前になってしまうのですが、栄養のあるものを取り、ゆっくりと休息を取り免疫を高めて下さいね。



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